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Mr.ビーンがフランスに行くとどうなるか
2008年01月19日 (土) | 編集 |
ローワン・アトキンソンの名キャラクター"Mr.ビーン"は、およそ10年ほど前、日本でもブームになった。寸足らずのツイードスーツに濃すぎる顔で、いつも問題をややこしく増幅させるマヌケな英国人の姿は、いまも記憶に新しい。……というより、忘れたくともインパクトがありすぎて無理か。

97年には、あまり好評ではなかった映画版も作られ、やがて長い沈黙を経て、このたび本国イギリスのBBCにおける新作の放映と同時に、第2弾となるこの映画版が公開された。同時にこれが、ローワンいわく最後のビーンになるという。


Mrビーンですか、10年時の流れの速さに少しショックですが、またまた腹から笑えそうな作品の登場!!ですね。珍道中振りが楽しみ♪″〜
慈善くじでフランス旅行を当てたビーン(ローワン・アトキンソン)は、カンヌ国際映画祭でにぎわう南仏へと旅立つ。ところがのっけから彼は、偶然居合わせた映画監督の息子を巻き添えにTGV(フランス高速鉄道)を乗り過ごすというポカをやらかす。やがて新進女優のサビーヌ(エマ・ドゥ・コーヌ)をも巻き込んだ、3人の予想不能な珍道中が始まる。

ビーンがフランスで大迷惑をかけまくるという、映画ならではの長編もの。しかし、無粋な長台詞をしゃべった前作とは違い、最後まで寡黙?な珍キャラを貫く、まさにMr.ビーンの世界。途方もない運の悪さで事態は滅茶苦茶な方向に転がってゆき、ビーンの素っ頓狂な対応がさらに拍車をかける。ドタバタギャグの応酬で抱腹絶倒の、純粋コメディ作だ。

とくに映画ファンなら、カンヌ映画祭におけるビーンの引っ掻き回しぶりに爆笑できる。監督ひとりよがりのゲージュツ映画にうんざりする観客の様子や、それでも一人悦に入る勘違い映画作家など、さもありなんな風景が笑いを誘う。

ここからクライマックスに向けて、短編ギャグの積み重ねのようだったこれまでの展開が、一気につながっていく。感動的なまでに爽快な、笑いのパズルの完成だ。終わりに近づくほど笑いの密度が上がり、そのまま痛快にジ・エンド。その楽しさには、思わず拍手したくなる。

英国とフランスの文化ギャップネタに執着せず、万人ウケするコントの連続なので、ごく普通の日本人観客にも優しい。むろん、多少の毒気も健在だ。ビーンに笑わせてもらいたい人は、迷わず(エンドロールの最後まで)ご鑑賞あれ。

ライブドアより引用
テーマ:雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル:本・雑誌
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